仁科港で現役の漁師からエサのつけ方や釣りの方法を教わって、防波堤で釣りを行います。体験するのは、釣り針をつけた糸を水中に垂らし、一匹ずつ釣り上げる一本釣りという方法。網を使って一気に獲る方法と比較して、魚に傷がつきにくいという利点があります。釣れるのは、アジやサバ、イワシなど。魚がかかった瞬間の引きには感激します。釣った魚は、種類によって夕食のおかずにすることもできます。
魚離れと言われる現代の子どもたちが、生きた魚に触れ、形や感触を知ることで、魚への関心を高めます。現役漁師が積極的に話しかけ、釣りを通じて、地域住民とのコミュニケーションが図れます。自分で釣った新鮮な魚を味わうという食の楽しさと、現役漁師の仕事の難しさと大変さを知り、食べ物を大切にする意識を高めます。
事前学習として、駿河湾の海の生き物や、獲れる魚を調べます。事後学習として、自分や仲間が釣り上げた魚を図鑑などで調べ、実際に食べた感想やレポート等をまとめ、食に対する理解を深めます。
仁科漁港は、リアス式海岸が続く複雑な海岸線を利用したものです。天然の良港であり、特にカツオ漁、イカ漁で古くから栄えてきた歴史があります。この仁科漁港の防波堤で魚釣りを行えます。地元ならでは釣りの方法を釣り達人から教われば、アラ不思議、楽しいくらいに魚が釣れます。魚運が良ければ針を投げ入れた瞬間に魚がかかるという入れ食いの時も。まさに鯉のぼり状態です。
子どもたちにはライフジャケットの着用を義務付けています。釣り竿が他人や自分の体に当たらないよう、竿の使い方、エサの付け方を説明します。また、ゴンズイという毒性の魚が釣れることがあるので、手を触れることがないよう、事前に写真を見せて注意を促します。
NPO法人伊豆自然学校(西伊豆町) | |
仁科港入口防波堤付近(伊豆漁協仁科支所前方) | |
※学校の行程に応じて調整可
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※無休(学校の行程に応じて調整可) | |
最大50人 | |
標準90分 ※25名以上の場合はチーム分けを行い別プログラム(漁村たから探しウォーキングなど)を同時進行し、交替運営をします | |
一人あたり 700円 | |
屋外 | |
佐波神社奥の津波避難場所 | 医療法人社団 健育会 西伊豆病院 |
社会 算数 理科 総合的な学習の時間 |
※記載の情報は、教育旅行として学校が利用する際の条件です。一般利用の際とは条件が異なる場合がありますのでご注意ください。
名称: | 仁科港入口防波堤付近(伊豆漁協仁科支所前方) |
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住所: | 賀茂郡西伊豆町仁科漁港 |
海抜: | 2m |
名称: | 佐波神社奥の津波避難場所 |
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住所: | 画面上で地図が表示されませんが「大きな地図で見る」をクリックしていただければ表示されます |
海抜: | 20m |
体験場所からはインストラクターと一緒に避難します。避難場所は初日の民宿受け入れ時に、民宿の方と一緒に歩いている場所になります。国道を横切る際に車に注意します。佐波(さわ)神社から徒歩1分で海抜10mを越えていますので、実際には避難開始から7分で津波想定高度を越えることができます。注:画面上で地図が表示されませんが「大きな地図で見る」をクリックしていただければ表示されます