体験プログラム

  • 農林漁業
  • 自然
  • 工芸・創作
  • 歴史・文化
  • スポーツ
  • 産業

漆喰鏝絵(しっくいこてえ)制作

体験風景1
  • 体験風景1
  • 体験風景2
  • 体験風景3
  • 体験風景4

体験内容

漆喰鏝絵(しっくいこてえ)とは、漆喰を塗った壁に左官職人が鏝で描く絵のことです。ここでの制作は、板に接着剤を塗り、乾いたらその上に漆喰を均一に平らに塗ります。漆喰の上に位置を確かめながら下絵をのせ、下絵の線の上を鏝でなぞって漆喰画に凹凸をつけ、下絵の紙をはがします。彩色を施し、銘を入れたら完成です。

学習のねらいと効果

入江長八の作品や左官技術を学びながら、漆喰鏝絵を体験学習することで、材料の特徴を捉え、感性や創造性を養い、伝統文化・芸術を尊重する心を育みます。また、ものづくりの楽しさと難しさを学び、職業に親しみと奥深さを感じ、関心を与えます。

事前・事後学習のポイント

事前学習として、漆喰を用いた左官技術や、入江長八という人物と作品、松崎の文化について学習します。事後学習として、長八作品とその他の長八の影響を受けた作品や建築物などを比較しながら、文化や芸術への関心を深めます。

地域の特色

松崎町は、左官職人が漆喰を用いて作る伝統的建築様式「なまこ壁」の建造物が多く残る、「左官の町」です。江戸時代から明治にかけて、松崎町出身の左官職人・入江長八(いりえちょうはち)が、左官技術を生かした壁画技術「漆喰鏝絵(しっくいこてえ)」を生み出しました。町内では長八美術館のほかに、長八記念館や重文岩科学校などで、長八作品を見ることができます。

安全管理

鏝(こて)をはじめ、制作に使う道具の扱い方を説明し、指導者が監視しています。漆喰を触らせた後は、手洗いと消毒を徹底しています。施設内には救急箱、薬箱、AEDを備えるほか、消火器を1階に3本、2階に1本設置しています。施設職員は、年2回の避難訓練を行っています。

基本情報

協議会(問い合わせ先)
松崎町グリーンツーリズム推進協議会(松崎町)
体験場所(対応組織)
伊豆の長八美術館(財団法人松崎町振興公社) MAP HP
時期
対応時間 9時?15時
定休日※無休
人数最大80人
所要時間標準120分
料金 一人あたり 1,000円
屋内/屋外 屋内
避難場所 松崎町役場 MAP
医療機関医療法人社団 健育会 西伊豆病院
対象科目 社会 図画工作 

※記載の情報は、教育旅行として学校が利用する際の条件です。一般利用の際とは条件が異なる場合がありますのでご注意ください。

位置情報

体験場所

名称: 伊豆の長八美術館(財団法人松崎町振興公社)
住所: 賀茂郡松崎町松崎23
海抜:5m
  • 徒 歩 7分
  • 駆け足 5分
  • 道のり 550メートル

避難場所

名称: 松崎町役場
住所: 賀茂郡松崎町宮内301-1
海抜:3m