体験プログラム

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日本三大崩れ「大谷崩」散策

体験内容

大谷崩の環境や石、植物について、インストラクターと一緒に観察しながら散策をします。石を拾い、石英や水晶など含まれている成分の違いや石が海岸を形成する経緯などの説明を受けます。山が崩れて、人の体より大きい石がゴロゴロしている現場は迫力満点です。

学習のねらいと効果

大谷崩の石や植物、安倍川などの自然環境を通して、川の働きや森林の役割、地層などについて学習します。人がそれらの自然資源を活用し暮らす方法や、先人の知恵を学習することで、地域への理解を深め、自然を尊重する心を育みます。

事前・事後学習のポイント

事前学習として、大谷崩と安倍川の繋がりや、現地で見られるハチマキ石や植物などの自然環境の特徴を学習します。事後学習として、梅ヶ島や地域で取り組んでいる植林等の治山事業や自然環境を保全する方法を学習します。

地域の特色

大谷崩(おおやくずれ)は、1707年の宝永地震の際にできた大規模崩壊地です。全国で唯一、水源から河口までが同一市内で完結している一級河川の安倍川の源頭部分でもあります。長野県の稗田山崩れ(ひえだやまくずれ)と、富山県の鳶山崩れ(とんびやまくずれ)とともに日本三大崩れとなっています。

安全管理

事前踏査を実施し、落石が予想されたり、足を滑らせたりしそうな危険な箇所にはロープを張り、注意を促します。気象情報を入手し、当日予想される雨量や風速等により実行・中止を判断します。体験時は、大谷崩脇にある遊歩道を利用します。引率の人員を確保し、子どもたちの歩調や体調に気を配り行動します。

基本情報

協議会(問い合わせ先)
しずおか体験教育旅行(静岡市)
体験場所(対応組織)
大谷崩「扇の要」(ようこそ梅ヶ島) MAP
時期
対応時間 9時?17時
※10?12月は16時まで
定休日※応相談
人数最大90人
※梅ヶ島新田神楽体験、間伐材クラフト体験、安倍川水源散策、ヤマメ釣り&調理体験、しいたけ収穫体験、有東木散策のプログラムと組み合わせることで、最大130名程度まで受入が可能です。
所要時間標準180分
料金 一人あたり 500円
屋内/屋外 屋外
避難場所 梅ヶ島金山温泉 MAP
医療機関梅ヶ島診療所
対象科目 社会 理科 道徳 総合的な学習の時間

※記載の情報は、教育旅行として学校が利用する際の条件です。一般利用の際とは条件が異なる場合がありますのでご注意ください。

位置情報

体験場所

名称: 大谷崩「扇の要」(ようこそ梅ヶ島)
住所: 静岡市葵区梅ヶ島
海抜:1689m
  • 徒 歩 75分
  • 駆け足 49分
  • 道のり 6,400メートル

避難場所

名称: 梅ヶ島金山温泉
住所: 静岡市葵区梅ヶ島5008-1
海抜:800m

一時避難場所です